天秤を製作する為に以下の道具を用意します。
@、A天秤制作用剛線曲げペンチ Bナツメ錘(25号か30号) C天秤剛線廃材(既製品を改良した時にでた廃材) Dサルカン(2号以上) Eステンレス剛線1.2mm、1.0mm Fメジャー G浮ゴム Hラジオペンチ Iヤスリ J剛線カッター Kバイス
B、Cのようにバイスを利用して1.0mmステンレス剛線を1.0mmの剛線に巻きつけます。
D1回転巻きつけたら人差し指の腹で押さえながらしっかり6回〜8回巻き付け外します。
F巻きつけた“らせん(ねじ巻き部分)”になった部分の中央部で切断します。
G“らせん(ねじ巻き部分)”拡大
Hこの部分が天秤の腕になります。長さの違いはご愛嬌(;^_^Aですが15cm以上は確保してください。
さて I では1.2mmのステンレス剛線を18cm程度にカットし、ヤスリで削っておきます。
J では1.2mmの剛線をバイスに固定し“天秤腕”を差し込みます。
G の段階でしっかりと巻きつけたものであれば入りづらいはずです。(これが丁度イイ感じになります)
腕の剛線を押さえ“らせん部分”はラジオペンチで開くようにしながら差し込みます。
Lで“らせん部分”にカバーをする為“浮ゴム”を切ってかぶせます。これで仕掛けが絡みません。
Mがここまでの完成写真です。
Nで各部分の先端に天秤用ペンチを使って“輪”を作ります
下にサルカンをつけて錘を付けられるようにします。
O は天秤の腕部分を上にスライドさせ「逆V字天秤仕様」にしアタリが取りやすくできます。
P では腕部分を下にスライドし「L字天秤仕様」にすると針掛かりを優先にした天秤になります。
錘はサルカン付けにすることで“号数やタイプ”などを選択できます。
今回は“ナツメ型錘”を使用してみましょう
Q で廃材の剛線や切断端切れなどを利用し差し込みます できれば1.0mm以上がよいでしょう。
R、S ペンチを利用し折り返したら元の穴に差込ます。
T 折り返した部分を叩いて見えなくなるまで打ち込みます。
U は“おもり”完成の状態です。
さぁ〜皆さんも作ってみてください。 以外に優れものですよぉ〜
現在の完成型です。ビーズ玉を入れることでアーム部を上下させる事が容易になりました。
こちらの天秤を販売しています。 詳しくはこちら(フリーマーケット)までアクセスしてください。
2008年一部の天秤に改良を加えました。
景山工業製のオモリは直結で天秤に付けておりました。
しかし、飛行している状態でオモリがブレている事が判り、サルカンを間に取り入れると安定して飛行する事がわかりました。
しかし、全ての条件で“安定した飛行”が得られる訳でもありません。
残念ながらベストな解決方法でもなさそうです。
今後も改良の余地がありそうですなっ(;^_^A
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