こちらで紹介するテーパーラインは、横須賀の師匠S氏に教授いただき活用しているものです。
この場にてお礼申し上げます。m(_ _)m
また、このテーパーラインはあくまでも簡易的なもので既製品から比べれば劣ります。
その辺をご承知置きの上、ご活用には事故などに充分に注意してください。
またこちらのテーパーラインはご希望の方に販売しています。
詳しくはこちら(フリーマーケット)までアクセスしてください。
用意するものは以下の“PEライン、針、アロンアルファ”です。
小生が利用しているラインを紹介いたします
細糸用で2種(2号、1.5号)、太糸用で3種(4号、5号、6号)を用意いたします
太さが心配な方は太糸用に8号を用意いただいても問題ないかと思います
但し、ラインが太ければ投擲時に放出音を出す事があります
これは抵抗になってしまうので気になる方は6号がベストでしょう
また、5m間隔でマーキングが付いている物を選べば長さの目安がわかりやすくカットがし易いです
太さの違いは以下のような理由によります。
1.細糸は細い方が安価で、且つ結びこぶが小さくできる為ガイド当りが軽減できる
2.太糸は太い方が負荷に強くオールマイティーな投法に耐えることができるが
ガイド絡みのリスクも増す為、出来れば細い方が無難である
力量やタックル、状況に応じて使い分ける事をお勧めする
3.回転投法は、MAX荷重負荷が非常に大きく4号、5号では切れてしまう為に6号以上が望ましい
(2007年2月に4号ラインに対策を追加)
投げ練ブログでも紹介してますが力量次第で対応できませんので注意してください
細糸用PEライン
2号のジギング用ラインは強度は充分です
1.5号PETラインは多少強度に欠けNGでした
他のPEラインの先糸としてはこんなものがありました
ジギング用やシーバス用のPEラインがオススメです
但し、“5m単位で切り離しがしやすく目盛りが付いているモノで8本拠”であれば充分です
もちろんっ!リーズナブルなものを用意しましょう
くれぐれもPET素材品や4本拠は強度に問題が出ることが多く避けたほうがいいと思います
太糸用PEライン
ジギング用・船釣り用素材のPEラインを活用します
ラインはコーティングされていないものがしなやかで使いやすいでしょう
4号ラインでは2007年2月に改訂をしました。
次の通り「1・5号→4号→8号」の順でつなげる。(1・5号=5m+4号=7・5m+8号=2m)
余分な糸は念のため5mm程度を残してカットし数投しているうちに更に締めあがります。
(上記のアイデアで試投した結果、残念ながら全く無意味でした)
太糸用PEラインの選択基準は8本撚りのしなやかのモノでできるだけ安価な300m巻がベストです。
細糸用PEラインの選択基準は強度を重視して200m巻を用意します
テーパーライン1本につき、1.5(2)号=5m、5(4,6)号=7.5m使用
2巻で40本のテーパーラインが製作できます
代表的な例として・・・写真のように2号=200m巻き、5号=300m巻きを用意しますと・・・
定価購入で2巻の合計は¥11,340円/40本ですから@283.5円となります。
メーカーテーパーラインは市価@800円は下りませんので大変にお得です。
また、太さをアレンジすれば更に安価にすることも可能だったり丈夫なラインに変更できます
僕は、ちなみに@142円/本(5号)〜@133円/本(4号)ほどの原価で製作しています
まずは“針、アロンアルファ、空スプール”を用意しましょう。
空スプールにはテプラなどで「1.5号→5号」というようなラベルを貼っておくと便利です
用意できたら、細糸用1.5号(2号)を針に通して太糸用5号(4号・6号)ラインの真ん中へ10mm以上差し込みます
必ず10mm以上差し込まないとPEは滑りやすく後で抜ける事になりますので注意してください。
初めてやられるときには、15mm以上を目標にしたほうが良いでしょう
1.5号(2号)のラインを針から抜きそのまま5号ラインに“ユニノット”でゆっくり締め上げます
この時の注意は・・・
細糸用PEラインの端をしっかり押さえて締めこまないと結びこぶが変形してしまいますので注意
ユニノットで締め付けが終わったらゆっくり結び目を抜出し部に向かって締め込みながら引っ張ります
この時の注意としては折角差し込んだラインが抜けないように8〜9部程度に力を抑えましょう
上記の写真まで出来たらアロンアルファを結び目にほんの少しだけ付けて下さい。
アロンアルファーは一旦開封してしまうと硬化が始まってしまいますので手早く製作する事が重要です
アロンアルファを付けたら12分の力で再度締め込みます
この時にPEラインは手に食い込み、簡単に怪我をしますので手を切らないよう注意しましょう
ちなみに、薄手の手袋をしていても怪我をしますので本当に注意が必要です
裏を返せば結合力がそれだけ強いということなんですね
接続部分の仕上げを再度繰り返します
上記までの写真が不鮮明で判りずらいとの事でしたので新たに画像を追加しました
接続部分はユニノットが重なって団子状態で締め付けていないか・・・
下の写真のように一列に締めあがっているかしっかり確認する
まずは太糸の端側をギリギリの部分でキレイにカットする
細糸は端側から0.5mmくらい残してカットする
この段階でも締め付けていますが使用していると更に締ってゆきます
その際に締めた部分に端が入り込み結局ラインが解れてしまうのを防ぐ為です
アロンアルファ等の瞬間接着剤で結合部を接着します
接着が終わったら太糸部分端からスプールに巻き付けます
空のスプールに同様に製作したテーパーラインをどんどん巻き取り・・・
一杯まで出来たら輪ゴムで留めて完了です。(^^)/~~
どうですか???かんたんでしょ。
終わったらテプラで号数を入れて在庫を管理します
一巻40本程度になっていますので当分は在庫充分ですね
テーパーライン端部はスプールのライン止めに留めずドンドン重ねて巻き付けてゆくのがコツです
接着部分が硬化して芯があるようになりますが使用中徐々に馴染むので全く問題ありません
ラインの太さは好みで代えれば様々な号数の竿に対応できるようになります
次回はテーパーラインホルダーをアップいたしますのでご期待ください。
またこちらのテーパーラインはご希望の方に販売しています
詳しくはこちらまでアクセスしてください
でも、基本は自作です
テーパーラインをスプールに巻きつける時にはV字の谷になるように巻きつけます
最後の端を谷の中央部へ巻きつけると輪ゴムが常に押えてくれています
これでPEがほつれることはありませんね
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