外道大王の投げ釣りオタク
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伊豆 2007年4月19日 イソメ掘り(ジャリメ)
干潮(大潮、中潮) キス用

今回、場所はお教えできませんが釣り餌の“ジャリメ”が自然に生息している場所を紹介します。

イソメ掘り

普段から海を観察しているとこのような場所ほ何処にでもありますよね。
気になる場所を見つけたら一度は掘ってみましょう
もしかしたら地物イソメの上物が居るかもしれません。

シーズンは5月〜10月までが比較的良い大きさのものが獲れると思います。
もちろん大潮の干潮がよく、広範囲に獲ることができるでしょう。

イソメ掘り

手頃なサイズから大きなモノまで様々な大きさの石をひっくり返すと一匹、二匹と居ます。
慌てず素早く・・・スコップでさくっとすくいます。
エサ箱へ入れるときには、その場の砂や土もいっしょに入れましょう。

イソメ掘り

ここの採取ポイントは土壌の状態がジャリに泥が若干混じっている場所、産業廃棄物のような釘やガラス、ボルトなどが混ざって土壌の中で錆びている。
これがバクテリアを呼んでイソメのエサになっているようです。

また、別の場所では土の比率が高いところです。

下の写真では(A)はバスケットボール大の石です。
これをひっくり返すと・・・(B)の写真で数匹のジャリメを発見!
(C)の写真は“色白なジャリメ”の拡大写真で、素早く捕らないと逃げていってしまいます。

捕まえたら石は元の位置に戻しておきましょう。 またそこにジャリメがやってきます。

ジャリメはこんな感じ

ちなみにジャリメが掘れる場所では「このような魚↓」が偶にいます。
これは水分がややある場所でネッチョリしない程度・・・という事が好条件となる場所のようです。

正体不明の稚魚

このような場所は波が穏やかだけど潮通しは良く家庭排水が流れ込まない部分に多いようです。
故に・・・古い漁港などの船揚場で多少ノリの部分が壊れているところが好条件となります。

ちなみに“岩イソメ”は本当に岩に穴を掘り住んでいる?ようです。
そんな高級生餌岩イソメの捕獲方法は次回にアップいたします。

伊豆 2006年4月8日 イワイソメ掘り
土壌 干潮時(大潮、中潮) キス・カレイ・マダイ用

場所はお教えできません。
しかし、 普段から海を観察しているとこのような場所ほ何処にでもあります。
気になる場所を見つけたら“一度は掘ってみましょう!!
もしかしたら地物イソメの上物が居るかもしれません。。

前回のジャリメ採取編でちょっとだけ触れた「イワイソメ採取編」を公開します。
その際に、イワイソメの生態の特徴について“岩の中に住んでいる”と申し上げました。

しかしなかなかそういう場所に遭遇せず(;^_^A
今回の採取は“土中編”
一般的な方法としてご紹介させていただきます。

道具は「バケツ・水汲みバケツ・軍手・スコップ・塩」を用意いたします。

写真のように「潮干狩りが出来そうな干潟」で干潮時に採取しています。

浜の石を動かすと・・・こんな穴があったら!

干潟になった場所で石を動かすとこのような穴があったら虫が生息している証拠です。
さて、このような場所の周りを一気にスコップで掘り起こしますと・・・
土の中を四方八方へ“イワイソメ”の体が延びています。

普段土壌の中に居るイワイソメは、ブニョ〜〜ンっと長く水分を多く含み生息しているようです。

スコップで掘り起こすと・・・

お店で購入する餌はちょっとした事でちぎれてしまいます。
しかし、スコップで土を掘り起こし採取したイワイソメは伸びきっておりなかなか千切れません。

掘り起した瞬間はストレスを感じていないんでしょうね(^_^)v

もちろんこの長〜〜くなったイワイソメは素早く土を崩し・・・
イソメ君がストレスを感じて千切れる前にバケツの中へいれます。(^_^)v

しかし、こうしてホイホイ採取できると高価なエサということを忘れてしまいますなぁ〜
-t( ^o^)。o 0 プハー

また新鮮なイワイソメは海水の中で唾液のような“粘液”を出すんですね。
「じゅんさい」に似たような感じで保護膜を張るようです。

これってストレスを感じている結果なんでしょうか?

約2時間の成果(^_^)v

4月8日今回採取したイワイソメは全て「塩漬け」にしてみました。

この記事でご紹介する以前に獲った“イワイソメ”は・・・ 活きの良い状態に塩を“まぶしたところ”
きゅ〜〜っと縮みブツブツに千切れて塩が血に染まり(;゜;艸;゜;)哀れ失敗に終わりました。(;^_^A

今回は「塩漬け」にする前に海水で充分に洗い、余分な泥やヌメリを取り除きます。
別のバケツに海水を用意し、そのバケツに“塩”を追加投入して飽和食塩水を作り・・・
この飽和食塩水のバケツに洗い流したイワイソメをそろそろ入れてゆくと・・・
多分?苦しまずにイソメ君たちは静かにお陀仏・・・となります。

こうすればイワイソメが急激に縮むような事もなくご臨終となりますが・・・
この時に再び粘膜を分泌させる為にヌメリを洗い流す作業が待っています。(;´∩`)

それらを新聞紙に一本づつ並べて水気をとり若干水分が抜けた時点で別の新聞紙に移します。
この時点で軽く塩を塗しておきます。
再び水分がにじみ出てくるので新聞紙で吸い取ったら“塩コンブ”と同等の半生状態で冷蔵庫に保管
長期保存にはサランラップに包んで冷凍保存すれば半年はOKでしょう・・・

場所は非公開(静岡) 2010年3月 イワイソメ採取
磯浅瀬 干潮時(大潮、中潮) マダイ用


前回のイワイソメ採取編でご報告した「イワイソメの生態」

その名前の由来となっている“イワ”に生息しているイワイソメを見つけることができました。

“天然イワイソメ”らしい生息状況を記録する事ができましたのでご紹介いたします。

ここで断っておきますが残念なことに・・・この採取方法は環境破壊と云われるものです。
ですので・・・ 一定の私的条件でHPに公開させていただきます。

まずは、潮が下げた石ころがゴロゴロしている場所

こんな潮が引いたゴロタ石がある場所をじっくり観察していると石と石の隙間に・・・

小さな穴を見つけたら剥がして確かめて見ましょう。

この割れ目をドライバーで広げるとイワイソメが出てきます。

イワイソメを捕り除いたら・・・ もう一度同じ場所に岩を戻しておきます。

その他“地磯”の割れ目をじっくり観察していると虫エサが潜んでいるのが確認できます。

上の部分はイワイソメの頭、下は胴体になります。
このように入り組んだ穴の中をイワイソメが住処にしています。
でも、イワイソメはちょっと触るだけで千切れてしまいますのでこのままでは採取不可能です。

このようにイワイソメがいる事を確認できたらその周りにも必ず生息しています。

その辺の近くに転がっている砂地に埋まった石の中で“穴”の空いている石があったら・・・
コンコン叩いて“かち割って”みると( ̄□ ̄;)!!
ぷにゅっとしたプリプリのイワイソメがこのように入っているかもしれません。

ビックリしますねっ!
本当に岩に穴を掘って棲んでいました。

このイワイソメがちょっと警戒して縮んだら“小指”より太いんですよ・・・( ̄ο ̄)
マダイ釣りにはこんなエサはどうかなぁ〜〜ヽ(;´Д`)ノ?

今回のイワイソメは6月初旬の「マダイ釣り用に採取」しました。
なかなか滅多にこれほどの上物にはお目にかかれません。

この後はどうやって保存するか・・・
課題ができてしましたが(;^_^A次回のマダイ釣りは本当に楽しみとなりました。

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