WINDS製スプールが使えなくなってしまうことがありませんか?
スプールノブが緩んでいるのに気がつかず使用してしていると、スプール中央の“楕円”部分が削れて真円になり“くるくる廻ってしまう”その結果スプールが使えなくなる
このような事は、純正アルミ金属製パーツにはありえない事ですが、プラスチック製であるために起こってしまう仕方が無い事なのです。
しかし、普段から注意していれば防止できた事ですが捨てるには勿体無い。そこで以下のように改良すると再生できます。
少し解り図らいのですが、中央の穴が削れて丸くなっています。
リールの金具に注目しました。この金具は回転せず固定されています。
この金具にうまくジョイントできないか考えたところ・・・ビスを差し込めば固定できそうです。
スプール上に金具の絵を模りドリルで穴あけをします。
ずれると大変ですから慎重に・・・
仮のビスを差し込んで・・・
実際に組み立てると・・・思っていた以上に簡単に固定しました。(^^)/
追記2009年5月17日
ネットサーフィンしていたら「Winds」さんのスプールが改良され販売していました。
なんと!! この改良した内容にそっくりのスプールで再販売しています。
価格はちょっとだけ値上がりしましたが・・・
これで問題点が解決できたようですね
2011年5月29日
今日は日曜日ですが台風接近で天気は生憎の荒れ模様
こういう時には道具いじりに限りますね p(^-^)q
以前にスプールの中心軸の楕円部分が削れてしまった結果
固定していなければならないスプールが廻ってしまい使えなくなってしまったモノを補修して直した事を紹介しました
その際はボルトを使用した為、スプールツマミをねじ込んでスプールを固定する時に当ってしまい
それを防ぐ為に下敷きになるプレートを一枚挟まなければなりませんでした
今回はその不具合も解消する為、もう一度補修を行い、結果が良ければ他のスプールにも施そうと考えています
今回用意したのは・・・ アルミ素材の4_リベット、4_イモネジ・・・
まずは“3_→4_”の穴に開け直します
ドリルで丁寧に開けた穴へ・・・ 今回はリベットを試してみました
アルミ素材という事は後々加工しやすいという事も考えられますので・・・o(^▽^)o
仮にリベットを差し込んでみたところ・・・
いい感じに“きつきつ感”があってアソコだったら気持ちいいいかも・・・ (^o^;)
あっ!っと失礼 (-o-;)
とりあえずこの時点では頭の皿部分が邪魔で最後まで挿入(打ち込む)することが出来ません
裏側も念のため確認しますと・・・
きっちりとハマッテおり、リベットで補修できると確信しましたので続行します
さて、問題はこの“皿部分”
この部分をヤスリで削ってしまいました
出来上がりはこんな感じ・・・
ココまで削ればスプール中心軸の台座部分に当たることはありません
ここまでできたらプラスチックハンマーでやさしく叩いて最後まで差し込ます
この段階でスプールの台座(座金)を充ててみて中心がズレていないか確認
多少ガタがある方が望ましいのですが・・・
少しでも中心がズレていたり・・・ キツキツだった場合・・・
実釣中でローターが回転した時に擦れたりするトラブルになります
この時にはリベットを一旦外し、ボルト部分の内側をちょっと削りましょう
上の写真では“右”のボルトが多少削ってあります
参考までに・・・(σ・∀・)σ
さぁ〜〜
やっと出来上がったのでスプールをセットして空まわししてみた (*^ー^)ノ
や〜〜 順調順調 (*^。^*)
ハンドルが5回転位すると・・・ (・_・)エッ....?
いきなり・・・ ガリガリッ!
(((゜д゜;))) どっ! どうしたんだぁ〜〜
で、以前に修理したときに気が付いた事、多分ボルトが長くて当っているんじゃないか・・・
そこでボルトの長さを2_ほど削ってみた
もう一度リベットを挿入してゆっくりハンドルを回して試運転・・・
今度は順調に回って最高 \(◎o◎)/
コレだったら他のスプールも問題なくイケそうですので加工開始
ちなみに穴あけの位置は初めのものより広めに採ってみました
現在保有するテクニウム用のWINDS製スプールは3台
なんとか上手く加工することに成功して満足満足 o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o〜♪
これでまた思いっきり投げる事が出来そうです
ちなみに・・・
この他のスプールタイプは設計自体が違いますのでこのような加工を施す必要はありません
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